塩尻市振興公社について


理事長挨拶
一般財団法人塩尻市振興公社
代表理事:古畑久哉
謹啓 皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび、一般財団法人塩尻市振興公社の代表理事を拝命いたしました、古畑久哉でございます。
身に余る重責ではございますが、歴代の代表理事をはじめ、関係各位が築き上げてこられた尊い歩みを継承し、更なる発展に尽力してまいる所存でございます。
今、社会はかつてない変化の時代を迎えております。人口減少や少子高齢化、地域経済の構造転換など、地方における課題は複雑化、多様化しております。こうした時代において、私たち振興公社の使命は、単なる事業の執行機関にとどまらず地域とともに考え、ともに歩み、ともに未来を創造する「共創の担い手」であると考えております。
今後、私は代表理事として、以下の経営戦略のもとに、より一層振興公社の役割をはたしてまいる所存であります。
【ビジョン】
関わるほど、心おどるまちへ
【ミッション】
想いをつなぎ、未来を興す
【バリュー】
小さな挑戦を続ける 想いを言葉に変える 軽やかに一歩踏み出す
これらの使命を実現すべく、経営戦略として「塩尻市の発展と、市民が心豊かに暮らせるまちづくりを推進し、地域社会の持続的な成長を支える役割を引き続き果たしていく」を掲げ、透明性、公平性、公益性を堅持し、変化の時代に柔軟かつ果敢に挑戦し続けてまいります。
本公社が地域社会にとって信頼される存在であり続けるよう、職員一丸となって精進してまいりますので、皆様におかれましては、なお一層のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
Mission&Vision
塩尻市における都市環境の整備改善、都市機能の向上及び地域産業の振興に関する諸事業を、行政・民間と協働によって行うことにより、市街地及び地域産業の活性化に努め、塩尻市の発展と市民生活の向上に寄与することを目的とします。
概要
- 組織名
- 一般財団法人塩尻市振興公社
- 所在地
- 長野県塩尻市大門八番町1番2号
- 設立
- 2009年(平成21年)6月
- 資本金
- 500万円(塩尻市による100%出資)
- 職員数
- 39名
個人情報保護の取組み
組織

- 代表理事
- 古畑久哉
- 理事
- 太田文和
- 塩尻市企画政策部長
- 曾根原博
- 塩尻市建設部長
- 植野敦司
- 塩尻市企画政策部企画課長
- 太田幸一
- 塩尻市商工観光部先端産業推進室長
- 萩原康司
- 塩尻市商工観光部商工課長
- 米山 進
- 塩尻市建設部都市計画課長
- 清沢和恵
- 塩尻商工会議所副会頭
- 小松 直
- (株)しおじり街元気カンパニー代表取締役
- 浜 行雄
- 塩尻商工会議所副会頭
塩尻大門商店街振興組合理事長
- 今村正平
- アルピコホールディングス(株)取締役
- 監事
- 岡本忠久
- 塩尻市代表監査委員
- 大井浩之
- 八十二銀行塩尻支店長
沿革
- 平成21年度
(第1期) - ・6月29日 一般財団法人塩尻市振興公社設立
・イトーヨーカドー塩尻店閉店に伴い、ウィングロードビル再生事業(H21~22)を塩尻市から受託
・市内製造業の総合支援(テクノコーディネーター活動、ビジネスマッチング事業、補助事業採択支援等)を開始する。
・組込みシステム関連企業の支援(塩尻インキュベーションプラザ(SIP)入居企業支援、IT人材育成事 業等)を開始する。
- 平成22年度
(第2期) - ・6月26日 ウィングロードビルを商業施設及び公共公益施設等として再生オープン。
・市民交流センター503号室を取得し、事務所移転
・塩尻インキュベーションプラザの指定管理者に指定される。
・ひとり親家庭等の在宅就業支援事業(H22~23)を受託。ウィングロードビル3階に研修施設及びワークステーション(KADO)を整備し、運営を開始する。
- 平成24年度
(第4期) - ・市民交流センター506号室取得。事務所として利用
・「塩尻発!マイクロ EV 講演会・展示会」及び分科会の初開催
・整備したテレワークステーション(KADO)を活用し、テレワーク推進事業(業務開拓・受注・分配・人材育成・他地域展開)をスタート
- 平成25年度
(第5期) - ・市民交流センター502号室取得。賃貸を開始する。
・「信州OSS(オープンソースソフトウェア)推進協議会」設立、ビジネス部会
- 平成26年度
(第6期) - ・信州しおじり木質バイオマス関連事業(山のお宝ステーション)を開始する。
・「塩尻発!マイクロ EV 研究会」県補助事業採択、超小型EV試作車完成
- 平成27年度
(第7期) - ・シティプロモーション関連事業(移住定住促進事業、ベンチャーハウス取得整備、体験ツアー開催、シティプロモーションサイトの制作等)を開始する。
・信州OSS推進協議会のビジネス部会が「一般社団法人信州オープンビジネスアライアンス(SOBA)」として独立
- 平成28年度
(第8期) - ・ふるさと寄附関連業務の受託を開始する。
・テレワーク業務受注拡大(中京圏自動車産業関連、首都圏ICT企業等)
- 平成29年度
(第9期) - ・4月3日 塩尻市森林公社設立に伴い、木質バイオマス関連事業を同公社へ移管
・シビックイノベーション拠点「スナバ」建設
・テレワーク環境整備(ウィングロードビル3階オフィスの拡張)
・テレワーク推進事業の広域連携推進(立科町、松本市、糸魚川市、北海道美唄市とのワークシェア開始)
・「低コスト型IoT実用化研究会」を発足、県の補助金を受け「IoTセンシングモジュール」を開発、実証実験を開始
- 平成30年度
(第10期) - ・塩尻インキュベーションプラザに事務所移転。
・市民交流センター506号室の賃貸を開始する。
・塩尻インキュベーションプラザ 2、3階のエプソンアヴァシス㈱が移転、エプソンダイレクト㈱が代わって入居
・シビックイノベーション拠点「スナバ」の運営を開始。1階は塩尻市による地方創生関連事業実施(コワーキング、リビングラボ、アクセラレーター機能)、2・3階は賃貸オフィスとして運営
・テレワーク推進事業の広域連携推進(大町市、島根県川本町、天草市とのワークシェア開始)
- 令和元年度
(第11期) - ・多機能型コミュニティ施設として活用するため、木曽平沢の旧手塚家別荘を取得
・自動運転技術の実用化に向けた包括連携協定を締結
・テレワークセンター拡張リノベーション実施
・テレワーク推進事業の広域連携推進(中津川市、箕輪町、安曇野市とのワークシェア開始)
・県事業「AI・IoT等先端技術導入・地域課題解決型モデル創出事業」受託
・「web×IoTメイカーズチャレンジ2019-20in信州」協力
- 令和2年度
(第12期) - ・旧手塚家別荘を改修し、㈱しおじり街元気カンパニーに賃貸。同社が「日々別荘」として運営開始
・AI活用型オンデマンドバスの実証事業、自動運転の実証事業を実施
・DX関連業務の受注体制を構築するため、KADOにDX チーム設置
・「新事業分野進出研究会」を立ち上げ製造業の支援を実施
- 令和 3 年度 (第 13 期)
- ・国土交通省の採択受け「新モビリティサービス事業計画」を策定
・経済産業省「無人自動運転等の先進 MaaS 実装加速化推進事業」採択受け、MaaS ダッシュボード構築
・テレワーク事業が総務省信越総合通信局長表彰受賞
- 令和 4 年度 (第 14 期)
- ・ウィングロードビル 2 階に地域 DX センター「core 塩尻」整備
・塩尻自動運転コンソーシアム組成
・内閣府特命担当大臣(男女共同参画担当)による令和 4 年度女性のチャレンジ賞特別部門賞を KADO が 受賞
・ふるさと寄附拡大のため外部人材を確保しチーム設置
- 令和 5 年度 (第 15 期)
- ・地域DXセンター「core塩尻」オープン
・新型EVバスを用いた自動運転レベル4に向けた走行試験実施
・地域産業の振興に関する包括連携協定を締結